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英語スピーチの準備は何から始める?原稿づくりと練習の進め方

英語スピーチの準備では、原稿を書く前に、聞き手と伝えたい内容を決めます。話す時間に合わせて要点を絞り、短く言いやすい英語へ整えると、本番でも内容を思い出しやすくなります。原稿づくりから声に出す練習まで、順番に進めていきましょう。

英語スピーチの準備で最初に決めること

英語スピーチを準備するとき、最初から英文を書き始めると、話したい内容が増えて構成がまとまりにくくなります。先に決めたいのは、誰に向けて、何を伝えるスピーチなのかという点です。

同じテーマでも、授業で同級生に話す場合と、仕事で取引先に説明する場合では、言葉の選び方や盛り込む情報が変わります。聞き手に最後まで覚えてほしい内容を一つ決めると、原稿へ入れる話と省く話を判断しやすくなります。

誰に何を伝えるかを絞る

スピーチのテーマが決まったら、聞き手がどの程度その話題を知っているかを考えます。初めて聞く人が多いなら、背景を短く説明します。すでに知識がある人へ話すなら、基本的な説明を減らし、自分の意見や提案へ時間を使えます。

伝えたい内容を増やしすぎると、聞き手が中心となる話をつかみにくくなります。旅行について話すなら、訪れた場所をすべて紹介するのではなく、「特に印象に残った体験」へ絞る方法があります。

スピーチを聞いた人に、何を知ってほしいのか、どう感じてほしいのかを一文で書いてみてください。その一文が原稿全体の軸になります。

話す時間から内容を選ぶ

スピーチに使える時間を確認せずに原稿を書くと、練習の段階で大幅に削ることになります。1分のスピーチと5分のスピーチでは、入れられる理由や具体例の数が異なります。

短いスピーチなら、テーマ、伝えたいこと、理由、具体例、結びを一つずつ入れる形で十分です。時間が長い場合は、理由や具体例を増やせますが、同じ内容を繰り返さないようにします。

原稿を書いた後は、実際に声に出して時間を測ってください。黙読では短く感じても、間を取りながら話すと予定より長くなることがあります。制限時間ぎりぎりにせず、少し余裕を残しておくと、本番でも落ち着いて話せます。

原稿づくりで迷わない進め方

英語スピーチの原稿は、最初から自然な英文を完成させようとせず、話の骨組みを作ってから整えます。話す順番が決まっていれば、英語表現を考えている途中でも内容がぶれにくくなります。

基本となる流れは、冒頭でテーマを示し、理由や具体例を伝え、最後に要点へ戻る形です。原稿を細かく書く前に、各部分で話す内容を一文ずつメモしてみましょう。

日本語で骨組みを作る

英語で原稿を書く前に、日本語で話の順番を整理します。ただし、日本語の完成原稿を作り、それを一文ずつ英訳する方法は避けたほうがよいでしょう。日本語らしい長い文になり、英語へ直したときに覚えにくくなるためです。

日本語では、「テーマ」「自分の考え」「理由」「具体例」「最後に伝えること」のように、短いメモだけを作ります。たとえば好きな場所について話すなら、場所の名前、好きな理由、そこでの思い出、聞き手へ伝えたい魅力を並べます。

日本語は文章ではなく、話す内容を確認するためのメモとして使うと、英語へ直す際に短い文を選びやすくなります。

覚えやすい英語に整える

原稿を英語へ直すときは、難しい単語や長い構文を無理に使う必要はありません。普段使い慣れている単語を選び、一文を短くすると、内容を思い出しながら話しやすくなります。

「Today, I’d like to talk about ~.」「There are two reasons.」「For example, ~.」など、話の流れを示す表現を入れると、聞き手にも構成が伝わります。つなぎ表現を増やしすぎず、話題が変わる場所にだけ置いてください。

原稿を読んで言いにくい部分があれば、意味を保ったまま簡単な言葉へ変えます。書き言葉として正しくても、口に出しにくい英文は本番で詰まりやすいため、自分が無理なく言える形を選びましょう。

本番前に確認したい練習

原稿が完成したら、目で読むだけでなく、立って声に出します。頭の中では分かっていた英文でも、実際に話すと息が続かなかったり、単語のつながりで言いにくさを感じたりすることがあります。

練習では、原稿を一字一句覚えることより、次に何を話すかを理解しておきます。テーマ、理由、具体例、結びの順番を覚えていれば、一部の単語を忘れても別の表現で補いやすくなります。

声に出して間の取り方を見る

スピーチでは、英文を止まらずに読み切るより、内容の区切りで間を取るほうが聞き手に伝わります。テーマを示した後、理由へ移る前、具体例を話した後などに短い間を置いてみましょう。

スマートフォンで録音すると、話す速さや声の大きさを確認できます。自分ではゆっくり話しているつもりでも、録音を聞くと速く感じることがあります。聞き取りにくかった箇所だけを選び、文を短くしたり、区切る位置を変えたりしてください。

原稿を見ずに話す練習と、録音を聞いて直す作業を繰り返すと、本番に近い話し方へ整えられます。修正する点は一度に増やさず、話す速さや間など、一つずつ確認しましょう。

まとめ

英語スピーチの準備では、聞き手と伝えたい内容を決め、話せる時間に合わせて情報を絞ります。日本語では骨組みだけを作り、短く言いやすい英語へ整えてください。原稿ができたら声に出して時間を測り、間の取り方や話す速さも確認しましょう。

一人で練習していると、内容が聞き手に伝わるか、発音や話す速さが適切かを判断しにくいことがあります。スピーチを人に聞いてもらう機会が欲しい方は、もう一つの選択肢として英会話スクールを利用する方法もあります。講師から構成や話し方について意見を受ければ、本番前に直したい箇所を見つけやすくなります。